PREV | PAGE-SELECT | NEXT

    ≫ EDIT

    スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    | スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

    ≫ EDIT

    放課後の不適格者 体験版感想

    イメージ406

    ※今回はお話の性質上ネタバレせずに感想を書くのが難しかったため、一切の自重もなく、ネタバレ全開です。
    それでも良いよ、という方は下のRead Moreをクリックして下さい。


    さて、放課後の不適格者の体験版感想です……が、
    うーん、という唸り声しか出てきませんね。
    ざっくりお話を説明すると主人公の通う学校、というよりクラス(学校全体で起きてることなのかも知れませんが、体験版範囲だと分からないのでクラス限定ということで)にいる人間は条件が不明ですが、突然身体の何処かに刻印が浮かび上がり、磁力やら重力を操るバトル漫画さながらの強大な能力を獲得してしまいます。
    しかし、それは使いこなせるわけではなく、必ず暴走してしまい、周りに多大な被害を与えてしまう。そうなる前に唯一、能力を制御でき、自我を保っている主人公のイツカくんが覚醒したクラスメイトを殺していくというもの。(ちなみにお話のスタート時点で既に十人殺害済み)

    やりたいことは分かるんです。学校という同年代の子供が集まる施設。わざわざ学年は上がってもクラス替えをしないという設定。
    それに因る三年間という長い時を同じ窓を見つめながら過ごした友人たちを理不尽な運命から殺すことを強要される主人公の苦悩、次々と減っていく友人たちとイツカ覚醒して殺されてしまうのかという恐怖と現実を目の当たりにして心をすり減らしていくクラスメイト。
    それでも、せめて覚醒するまでは普段のままで生活していこうという目に見えない何かに抵抗する一部生徒の健気な決意。
    与えられた悲劇と自分たちで創りだした小さな勇気。
    この二つの板挟みにされた人間模様がメインになるとは思うのですが、この体験版だけだと何もかも唐突過ぎて……というよりぶっ飛び過ぎててひたすらにシュールシュール&シュール。

    前述のように登場人物が紡ぐ人間ドラマ、心理描写がメイン……もう少し言うと、どれだけ私達受け手の心に傷を残せるか、というのが重要になるため、いかに受け手を登場人物たちに感情移入させられるかが勝負の分かれ目なワケですが、残念ながらこれに関しては今のところ惨敗。物語の登場人物だけ盛り上がって受け手である私達はそれに反比例するように冷めていく、この手のシナリオではやってはいけないパターンに入っています。
    これは既に十人殺した後でキャラクターたちの感情が高まりきってる中で、そんなことは露ほどにも知らない私達が放り出されたせいなのでしょうかねぇ。
    いっそ普通に日常を送っていて最初の犠牲者が現れ、その後どんどんと死体が積み上がっていくのを体験版にしたほうが良かったかもしれませんね……ただ、この感情移入させるためのキーである日常描写というのが非常に曲者で、序盤に長々と描けば描くほど、読者は刺激もクソもない退屈な日常に飽きること必死ですし、正直今作ライターである健速さんも本体験版をやる限り、それらが伴わないものを上手く描けるとは思えませんでした。ですが、だからと言っていきなり非日常全開で行くと、ワケが分からないだけ……いやあ、掴みって難しいですよね。冒頭で誰か死ぬシーンだけ切り取って見せて、その後日常描写描いて、異常事態に至るまでを描けばよかったんですかね。


    イメージ390イメージ389
    イメージ393イメージ394

    (手を繋いでいるだけで注意されるってどういうことなのかしらん)
    で、体験版では主人公の幼馴染姉妹の妹がピックアップされ、覚醒してしまった彼女を手に掛けるところまで描かれるのですが……まあ兎に角、妹視点で語られるワタシタチノフツーの日常が退屈。これはわざわざウィンドウを日記帳に変えて(しかもこれ、結構濃度を濃くしないと見辛いんです)、それが目まぐるしく通常ウィンドウと入れ替わり、視覚的にダメージを与えてくるのと、日記に書いているものを読んでいるという演出から来るじれったい文体、某スチパンのようにモノローグ(日記帳)部分までフルボイスなことが退屈とイライラを加速させています。
    モノローグ部分まで音読されるの死ぬほど嫌いなんですよね、私。地の文を読む時はね、誰にも邪魔されず、自由で、なんというか救われてなきゃあ駄目なんだ。独りで静かで豊かで……終わりなき聴覚レイプなんて望んじゃあいないんだ。
    ついでにバックログが左側の圧迫感強すぎてちょっと見難い。

    イメージ402
    イメージ399イメージ401

    その後は本題の妹の不適格者としての覚醒。(ただ、見方によっては主人公のイツカ君が不適格者とも言えますよね。能力に覚醒して暴走するのが適格者。暴走しないのが不適格者。加えて主人公の紋章が欠けていて不完全というのも)処刑タイムの始まりです。
    このチープな能力バトルがなんともまあ、苦笑いを誘います。バトルするだけなら良いんですけど、妹が上の画像のようにやたら詳しく説明しながら攻撃してくるのがまた……

    夕顔ちゃん「次は左手から撹乱のためのビームを出して、右手に持った天をも貫く倚天の剣で袈裟斬りにするよ! 殺したくないし、本当は私、こんなことしたくないの!! だから上手くよけてぇぇえっぇぇ」
    イツカくん「くっそおおおおおおおおおおおおおおお」
    撲☆殺。

    非常にシュール。正直、この辺りは米野選手のホームランで号泣した斉藤一美さんを苦笑いで見守る工藤さんみたいな笑いを漏らしながらプレイしてました。挿入歌も「さあ、泣け、悲しいだろ? 泣け!」みたいな感じがして萎えましたし。後個人的な好みですけど、こういう作風ならOPも挿入歌も女性のボーカルにしたほうが良かった気がします。主人公がフルボイスじゃなかったのもマイナス。感情を爆発させるシーンでボイスあるのとないじゃ天と地の差がありますしね。
    それはともかく、魅せ方によっては操られた感じの友人と命懸けの殺し合いをして、そして最後に悲しみに打ちのめされながら大切な人をグチャグチャにしてトドメを刺すという泣けるシーンに出来るんでしょうけど……これじゃあねえ? というより能力バトル要らないんじゃないですかね、これ。

    イメージ404イメージ403

    なんらかの理由で選ばれたクラスメイトを殺さなくてはいけなくなる→猶予期間の数日を過ごした後、やはり何らかの理由で主人公だけが選ばれた子を殺せるため、苦悩の末、ナイフ等で幕を下ろすように静かに殺す、とか。

    イメージ391イメージ392

    右の娘すごくかわいい(小並感)あと、右の集合写真の画像、イツカくん写ってないんですがそれは。彼はゴーストチャイルドかなにかか?

    感想は以上です。
    正直に告白すると情報があまり開示されていないとはいえ、今の段階で購入しようとは微塵も思いません。
    ただ、久々に切なさの漂うゲーム、個人的に大好きな鬱ゲーor切なさが押し寄せモヤモヤした気分になれるゲームになる可能性を秘めているので続報に期待はしています。でも、ふしぎぱわーで死んだ人全員生き返るとかはやめてね。萎えるから。最後の一人になるまで処刑続行希望。
    というわけで、体験版2をお待ちしております。

    ……ところで、スタッフがエロ少なめにするつもりであるという風の噂を小耳に挟んだのですが、本当なのでしょうか。そうすると更に購入欲が下がってしまう。
    キャラとシナリオに感情移入させられる度合いが大きいシナリオゲーこそ、エロが輝くジャンルだと思うのですがね……不適格者の場合、殺される対象と恐怖と失意の中それを遠ざけるためにケダモノ染みたセックスをするとか、「最後に私の膣内に結ばれた証を残してぇ!」とか言わせて涙と汗に塗れた激しいセックスに興じるとか最高に色っぽいし悲壮感と切なさが出ると思うんですけど、駄目ですかね。一シーンで何回戦もやらせたり……シナリオゲー=エロ薄なんて風潮はもう古い! そうでしょう? 駄目ですか? ……そうですか。

    イメージ397イメージ398

    | エロゲ感想 | 08:59 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

    COMMENT

    やらなくてよかったわ。人柱サンクス
    ぱっと見面白そうに見えるから困る

    | まぼろし(幻) | 2014/02/09 18:14 | URL |

    >>まぼろし(幻)さん
    コメントどもです。

    正直、退屈退屈シュールシュール苦笑いで構成された体験版だったからね……これじゃあ購入候補にすら入らない。
    面白そうな雰囲気は漂ってるんだけどね、雰囲気だけ。

    | くたばりかけの梟 | 2014/02/09 22:44 | URL |















    非公開コメント

    PREV | PAGE-SELECT | NEXT

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。